院長コラム

下まぶたの加齢性変化

加齢により生じる下まぶたの凹凸

老化により眼球を支えている靭帯・組織は緩みます。そのため眼球は下方に偏移します。
眼球の下には眼窩脂肪と呼ばれる眼球を保護する脂肪がありますが、さらにその下は硬い骨があるため、眼球が重力によって下方に偏移すると眼窩脂肪は前方に押し出されます。若いときは皮膚や眼輪筋、眼窩隔膜といった脂肪の前面にある組織の緊張が保たれています。そのため眼窩脂肪が前方に張り出てこないように押さえこんでくれているのですが、年齢とともにその力も弱まり眼窩脂肪が前方に膨らんだ状態となります(いわゆる目袋の状態)。

また、下まぶたの下方にある頬の部分の組織は加齢により下垂し、ちょうど目袋の下の部分がへこんだ状態となり、下まぶたのふくらみをより強調することになります(いわゆるクマ)。

そのほか、他の部位と同様に皮膚の弾力性が低下し、シワやたるみ(皮膚の余り)が生じます。特に下まぶたの皮膚は薄いため、ちりめんじわと呼ばれる目の細かいしわができやすくなります。

目の下、下まぶたに生じる加齢変化には以下のものがあります。

1. 眼窩脂肪の前方への突出(目袋)
2. 目袋の下部分のへこみ(クマ)
3. 余剰皮膚(たるみ)
4. しわ、ちりめんじわ

目の下のクマは早い方で10代から、多くは20代後半から出始めます。そのため、クマは老化現象の一つとしてではなく、疲れや寝不足が原因で生じるものと思われがちです。実際によく寝た後はクマが改善しているというのはよく聞く話ですが、これは単に睡眠中は横になっているため顔面に水分が滞留してむくんでいるだけのことです。疲れていたり寝不足のときクマがひどくなって見えるのは、長時間座ったり立ったりしているせいで水分が足に溜まっているだけのことです。

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この記事の監修

エースクリニック 院長:
竹内孝基 医師

電話:0120-764-912

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